シグマリオン3で書いてます。
ー歴史的意味合いー
今回のチャンピオンズリーグ決勝は、歴史的意味合いが含まれていた。チャンピオンズリーグ(以下CL)の前身のチャンピオンズカップのヨーロッパクラブ王者決定戦の決勝から50年という節目でフランスに帰ってきた。
日本でここ数年深夜ではあるがCL決勝が見られるというのは(ただで)本とにありがたいと思っている。各関係者にこの場でお礼を言いたい。
ー試合ー
小雨が降るぬれたピッチにたったのは、リーグ3回の得点王に輝いたアンリ中心のアーセナルと魅惑満載のスペクタクルなサッカーのバルセロナであった。
試合内容と結果は日にちが経ってしまったので、もう皆さんもご存知なのではないかと思うので、割愛させていただくがバルセロナが後半のこり15分で2点とり2−1で逆転してビッグイヤーを手にして、さらに史上5人目の選手・監督で優勝を経験したライカールト現監督という記録までついた。
アンリを活かす縦への動きに組織化され、シンプルに効率よく攻めるアーセナルとワイドに使い、ボールを支配することを求めるスペインサッカーの象徴のようなバルセロナのボールポゼッションサッカーのはずだった。
ー審判の判定・2つのオフサイドー
まさしくサッカーの運・不運がでてしまう要素に審判の判定がある。何かと最近のジーコ監督も試合後の会見でよく出てくる審判の判定に対してのコメント。
今回のCL決勝でも見られた。
前半18分に起きた、審判の判断だが、ペナルティーエリアの外でアーセナルGKレーマンがバルセロナFWエトーの足首を引っかける反則で倒して止め、こぼれたボールをFWジュリが無人のゴールにシュートしたが、得点を認めなかった。
VTRでもエトオの足にレーマンの手がかかっているのが映っていたが、審判は試合後ジュリのゴールの前に笛を吹いてしまったと反省の弁を述べた。私も試合を見てて笛の音が聞こえずまだ完全に止まっていなかったため、アドバンテージか?と思ったが審判がエトオのところに急いで向かっていたため、笛を吹いたんだなと思った。
レーマンは試合後、「罰は仕方ないが、オフサイドではなかったのが不運だ」とも・・・。
サッカーの試合後にタラレバは虚しいのだが、1点差で11人VS11人か(結果的にロナウジーニョのFKが外れた)0点で10人VS11人というシナリオが分かれてしまった。
実は、アーセナルとしては最悪の形の「1点とられての10人VS11人」ではなくなって、さらにソル・キャンベルのヘッドで1点リードしたまま後半30分まで、相手にスペースを与えず最終ラインを割らせない経験値の守りで粘れたという運もあったが、ベンゲル監督やアーセナルとの契約延長を決意したアンリが辛らつなコメントを試合後残している。
それは、バルセロナの1点目になった後半31分(76分)、ズバリとライカールト監督の采配があたった途中出場のラーションからのメッセージ付パスにエトオのシュートがゴールとなったが、それは「ビデオで何度も見てもオフサイドゴール」であることを吐き捨てるように皮肉って主張していた。
ー日本代表に思うー
もし、どんなところであれ最後の試合後でジーコが審判を批判して終わってしまうのは、なんだか4年間の皮肉となってしまうので、そのようなコメントが無い、すがすがしい敗戦の弁であってほしい。(もちろん優勝ならばそんな心配も無いのだが、人格者なのだからお願いしたい。)
審判の運・不運は、WBCでアメリカの審判のケースもあったが、この不確定要素をも自分の実力にしてしまうチームが優勝するのかも。(勝利の女神なんて不確定なものだし、見たこと無い。)
あとは、バルセロナのように引いた相手(闇雲ではなく虎視タン々と狙っている)をこじあけての見事なパス&ゴーの攻撃サッカー、皆の意思がひとつになって連動という形で勝利した試合を見て、ロナウジーニョの笑顔で私も笑った。
(しかしデコからジュリへのパスがピンポイントパス、アンリはやっぱり前世はガゼルかカモシカなのではとうならされた。)
- 2006/05/19(金) 23:10:10|
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